お陰様で、9・10・11月と休む暇もないほど、忙しくさせていただきました。
厳しいといわれる着物業界でございますが、日々忙しくさせていただけて本当に感謝の日々でございます。
気が付けば年末
今日は、12月に京都に仕入れに行きましたので、着物の現状をお話しさせていただきたいと思います。
月ごとに、仕入れの目的が違うのですが、12月の仕入れの目的は、減った商品の在庫補充と1月の創業祭に向けてお得な商品がないか探す感じになっています。
仕入で大切にしていることは、
1番は柄
柄といいましてもお客様の着られるシーンによっても向き不向きのものがありますので、趣味で着物LIFEを楽しまれる方・お茶会などで着物を着られる方では、趣向が違いますので、それぞれに合う自分にとっていいと思う柄を探します。
2番目は価格
着物の価格はどのように決まるのかというと、基本的には糸の質・染料・加工の工程などで決まってきます。
値段が高い商品は、当然いい糸を使いますので、いい生地ができ、染料も天然の染料を使用するか、化学染料を使用するか、柄をどのような織でだすか、染めで出すか、金彩や刺繍などの後加工がされているかなど、多岐にわたりますが、要は、1つの商品が出来上がるまでに、どのぐらいの時間と手間がかかっているかで価格が変わってきます。
例えば、1本の帯を作るのに、1年かかる商品もあれば、1か月以内でできる商品もあります。
当然お値段はかわってきますよね。
これも、お客様の趣向により、伝統的な作り方で、糸や染料にこだわった物が好きな方もいらっしゃれば、そこにはこだわらず、とにかく好みの柄だけを求められるお客様もいらっしゃいます。
そのため、着物も帯も値段が高いからいい商品で、お客様が気に入られるものではなく、お客様が好きな柄をまず選ばれ、結果的にお値段を見て、それぞれのご予算で購入するかどうかを決めるという流れになるかと思います。
ですので、いい柄だから値段が高くて、柄が悪いから値段が安いというものではございません。
近年仕入れに行って思う事は、いいなぁと思う商品が減ってきており、思うように在庫補充が出来ないことも増えてきました。
ただ、そんな時は、妥協して仕入れはせず、次の機会にまた探すようにしています。
妥協して仕入れをした商品は、不思議と必ず売れ残りますので、手を出さないようにしています。
お客様にお伝えしたいことは、気に入る商品があったときには、迷わず、ご購入されたほうがいいですよ。という事。
生産数が、多い時には、次同じような商品がありますよとお話ししていましたが、正直、本当に、いつ出会えるかわからない状況になっています。
そして、着物は高いからいいものではなく、安くてもいい商品もあるので、ご自分にあった着物LIFEを楽しんでください。



